【第10回】お久しぶりです

心の思いをタイトルにのせてみました。
約1ヶ月ぶりの更新ですが、忘れていたわけではありません。
大辞林による『日誌』の意味については
第3回でも書きましたが、それには続きがありました。
○日誌
 『毎日の出来事などの記録。日記よりも業務的な内容のものをいう。』
ブログも業務(仕事)の一環です。
あまり忘れ・・・ 更新しないのはいけませんね!
あいかわらず よしだは元気ですよ。



先日、2011年の新卒採用説明会に先輩社員として4回出席させていただきました。
学生のみなさんはとても若々しくて、元気・やる気に満ちあふれていました。
僕も学生のみなさんに負けないよう、初心を思い出して業務に取組みます。

その説明会の時にでた質問は、その場で回答したのですが、
「そういえば伝えていなかった。」「ブログを見てくれるみなさんにも知っていて欲しい。」という
質問がいくつかありましたので、ここであらためて答えていきたいと思います。

長くなりますが、大事なことです。一度目を通してください。
真面目なよしだがでます。

【Q1】
動物実験はどのようなことを行っているのか?
【A1】
この手の質問は意外と多かったです。
やはり大学で動物を扱う方が多く、“実験動物”という考えが少しはあったのかもしれませんね。
みなさんが思い浮かべることは様々だと思いますが、
“動物実験”という言葉から一般的に連想されるであろう
『病気ケアフード開発のため病変を発症させる、新入社員教育のため動物解剖を公開する、
 LD50を調査するため薬物を投与する、ストレス負荷による異常行動を調査する』など
当研究所では動物自身が痛み・苦痛を伴ってしまう実験は行っておりません。
また『実験』という言葉自体が持つ誤解を極力与えないため、
『実験』ではなく『試験』という言葉を用い、
動物福祉の精神に則り、飼育、試験、またそれに従事する人材の教育を行っております。
そのため当飼育施設の犬猫(魚鳥)スタッフの主な仕事は比較試験です。
2つの食事を同時に与えて、どっちがおいしかったかという簡単な試験です。
もちろん新規素材を用いた試作フードであっても、分析により安全性を確認した上で給与します。
IMG_0036.JPGどっちが好み?

【Q2】
実験に使えなくなった動物はどうするのか?
【A2】
この質問も2、3件挙がってきました。お答えします。
当研究所では生物そのものの持つ『いのち』を無下に扱うことは致しません。
たとえ目が全く見えなくなろうとも、
たとえ歯が全てなくなろうとも、
たとえ耳が全く聞こえなくなろうとも、
いのちがある限り、生きる喜びを感じてもらい、
一日でも長く生きて欲しいとの思いで全社員作業にあたっております。
もちろんQ1で挙げたような仕事はできなくなりますが、
余生を精一杯楽しんでもらうという仕事を今後していただくことになります。
当研究所では一般家庭と同じように生涯飼育を行っております。
P1020598.JPG散歩もします、17歳。

【Q3】

処分するのはどのような時か?処分方法はどうするのか?
【A3】
これは上の質問で答えは出ていますね。
当研究所では“処分”という言葉は存在しません。
九官鳥_Qチャン.jpg鳥だって同じ。

【Q4】
土日祝日など会社が休みの日はどうするのか?
【A4】
飼育棟スタッフと研究所スタッフ、また獣医師で少し話しが違うのですがお答えします。
動物がいますので当たり前ですが、当飼育施設は年中無休です。
ここは飼育棟スタッフに頭があがらない面なのですが、
年末年始・GWなども出勤して頂いております。
そのため飼育棟の出勤はシフト制で、当研究所は基本的に土日祝は休日です。

それでは動物の調子が悪いなどの急務の時はどうするのかという疑問があると思います。
そのときはすぐに獣医スタッフに連絡して指示を仰ぎます。
獣医師は急務の時も駆けつけることができるよう、
当研究所の近所に住むことが入社条件となっております。
万が一、連絡が取れない・遠方に出ているなどの非常時には、
付き合いの長い信頼できる動物病院に連絡して指示を仰ぐ体制をとっております。
hfs-breeding-p1.jpg左が獣医、真ん中がモリ君、右が僕。


学生さんの率直な意見、ありがとうございました。
少しでも当施設・当社の姿勢が見えたらいいなと思います。


「ブログ見てます!」と声をかけてくれた学生さんがいて、
照れくささと嬉しさが混じった不思議な感覚を味わったよしだでした。

【プロフィール】

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↑飼育棟の動物で例えるならこんな感じです。
飼育棟の動物スタッフ(犬、猫、観賞魚、九官鳥、カメなど総勢300匹)の日常について書いていきたいと思います。

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