その他

ネコの触覚について教えてください。

 触覚は聴覚と並んで、生まれたときからよく発達している感覚です。ネコは周りの状況を知るために触覚を利用しています。
 触覚でもっとも重要な役割を果たしているのはヒゲです。ヒゲは目の上、頬、顎の生えています。ヒゲの先端は体の幅以上に伸びているため、ネコがあちこち歩き回る際に役立ちます。狭い場所を通り抜けようとするときは、ヒゲの先端が触れるかどうかで、そこを通ることが可能かどうか判断します。ヒゲを失ったネコは、周囲の状況を得るために、視覚に頼るようになります。
 鼻付近の皮膚はとても敏感な触覚で、気温の0.2℃上昇や0.5℃低下といったわずかな温度変化にも反応します。また、ネコ同士の挨拶は鼻をくっつけて行いますが、これも敏感な触覚で相手を認識しているのです。
 ネコの鼻以外の部位は温度変化に鈍感で、6~9℃の変化があって、ようやく反応する。人間は肌の温度が44℃程になると不快に感じるが、ネコは51~54℃程度の高温になって初めて不快に感じます。ストーブの前に座っているネコの被毛が焦げていることがあります。ネコの体幹部の感受性は低いため、このような光景が見られるのです。