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ネコの起源について教えてください

 イエネコの祖先は北アフリカに住むリビアヤマネコだといわれています。
 今から5000年ほど前の古代エジプトで、すでにネコは人間と生活を共にし、倉庫に保管していた穀物を荒らすネズミを退治し、大変感謝されていました。古代エジプト人はネコをとても大切にしていて、ネコが亡くなったときは人間と同じくミイラにし、ていねいに葬っていました。また、ネコの頭を持つ神「バステト」をネズミを退治する守り神として崇拝していました。
 ネコが日本にやってきたのは奈良時代で、仏教の伝来と共に中国からやってきました。大切な経典をネズミから守るために、一緒に舟に乗ってきたのです。実際に日本でネコが可愛がられるようになったのは、平安時代です。特に一条天皇は大変な愛猫家で、宮中で子ネコが生まれたときは人間と同様に階位と「命婦のおどど」という名前を与えたと、「枕草子」に記されています。また、「源氏物語」や「更級日記」にもたびたびネコが登場し、当時、ネコが大切に可愛がられていたことがうかがえます。
 現在は世界中でネコが可愛がられています。2006年の日本におけるネコの飼育頭数は、約960万頭です。アメリカでは、ネコの飼育頭数はイヌの飼育頭数(5000万~6000万頭)を上回り、
6000万頭以上飼育されているといわれています。ネコの種類はたくさんあり、一説には100種類ほどあるといわれています。ちょっと変わったネコとしては、全身の毛がないスフィンクスや、手足の短いマンチカンや尻尾のないマンクスなどがあげられます。