涙やけとは、涙が何らかの原因で眼から常にあふれ出ているため、眼の周りの毛が赤茶色にやけてしまう事を言います。毛色が白い猫種ほど目立ちやすく、短吻種や眼が若干飛び出ている猫種に多く見られます。
短吻種で起こりやすいのが、鼻涙管の通過障害です。鼻涙管とは、涙が眼から鼻・口へと降りていくための管です。異常がない場合でも、眼の乾燥を防ぐために、涙は常に産生されています。この涙は、鼻涙管を通じて鼻腔、口腔へと降りていくので、涙が溢れる事はありません。しかし、短吻種の場合、この鼻涙管が屈曲していたり、幅が狭くなっていたりする事が多いので、涙が正常に降りていきません。そのために、眼から涙が溢れてしまい、涙やけになってしまうのです。また、短吻種でなくても、鼻涙管が炎症を起こすなどした場合は、鼻涙管が閉塞したり狭くなったりするので通過障害となり、涙やけの原因となります。目が飛び出している猫種は、眼が乾燥しやすいために、正常よりも多くの涙が出るようです。そのために、通過障害がなくても、涙の相対量が多いために、眼からあふれて涙やけになってしまうようです。
その他にも、結膜炎などの眼の炎症や、眼瞼内反症(逆さまつげ)など、眼が刺激を受けているような状態の場合も、涙の産生量が多くなるので、涙やけとなります。
注:健康状態に異常を感じた場合は、出来るだけ早く動物病院の診察を受けましょう!
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《 症状 》
涙やけが出来てしまいますどんな原因が考えられますか。 |
