基本的に母猫は自分で出産し、産後の処置も自分で行ないます。しかし、自分では何も行なわないネコもいますので、その場合は人間の手助けが必要です。最初から手助けをする必要はありませんので、育子を放棄した時点で手助けをしてあげて下さい。人工保育の大まかな流れは、下記のようになっています。
1.へその緒を、子猫から約1cm離れた場所で縛り(絹糸などを用いる)、先端を1~2cm残して切ります。
2.生まれた子猫を羊膜から出し、羊水で塗れた体を乾いたタオルなどでマッサージするように拭き、自発呼吸を促します。自分で呼吸が出来れば、手足を動かしてキューキュー鳴くようになります。自発呼吸がない場合は、羊水が鼻の穴に詰まっている可能性が高いので、子猫を逆さにして振ったり、背中を軽く叩いて取り除きます。また、ストロー等で吸い出すのも良いでしょう。
3.子猫の毛がある程度乾くまでよく拭き、母猫に戻して初乳を飲ませます。初乳は分娩直後~1日後までしか出ない、母猫の免疫が入った特別な母乳の事です。これは、ワクチンと同じような効果があると思って頂ければ良いでしょう。これを飲ませないと、感染症に罹りやすくなってしまうので、出来るだけ、子猫に飲ませるようにします。
母乳は市販の子猫用ミルクで代用できます。パッケージに記載されている給与量を目安に、1日7~8回に分けて与えて下さい。歯が生えてくるまでは、哺乳器を使って与えると良いでしょう。食事をした後は、陰部と肛門を指や柔らかいガーゼ等で刺激をして排泄をさせてあげます。
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《 発情・出産 》
人工保育のやり方を教えて下さい。 |
