外部寄生虫とは、ノミ、ダニ、シラミ、ハジラミなどの皮膚・被毛につく寄生虫の事を呼びます。この中でも比較的多く見られるのがノミ類とダニ類です。
ノミは、目で見て確認する事が出来ます。黒~赤茶色の動きのすばやい虫です。黒っぽい小さな粒(ノミの便)も一緒にみられる事があります。この粒をティッシュペーパーの上に置き、水を1滴垂らして赤くなったら確実にノミの便といえるでしょう。ノミは、吸血すると同時に、瓜実条虫と言う消化管内寄生虫を媒介します。また、ノミの唾液でノミアレルギーを起こす子もいます。
ダニには、目に見える大きさのマダニ類と、ヒゼンダニ・ニキビダニ等の目に見えないダニの2種類に分けられます。(ヒゼンダニは疥癬、ニキビダニは毛包虫・アカラスとも呼ばれます)マダニ類は、吸血前は黒~茶色の小さな円形をしていますが、吸血すると小豆大に膨らみます。ヒゼンダニは、体の皮膚にトンネルを作って住みつくために、ひどいかゆみがあります。放置すると、脱毛や皮膚の角化異常・あかぎれが起こります。ニキビダニは、毛穴に住みつくダニで健康な状態でも常在しています。しかし、体調不良や老化などで体の免疫機能が落ちたときに、異常繁殖して症状として現れます。この虫単体での感染の場合かゆみはありませんが、皮膚の脱毛、毛穴の黒化がみられます。
ネコにつく吸血昆虫は、ヘモバルトネラ症と言う感染症を媒介するおそれがあります。ヘモバルトネラはリケッチアの一種で、血液の1成分である赤血球の表面に寄生します。吸血昆虫(ノミ、ダニなど)によって媒介され、日本ではネコ伝染性貧血の病原体として知られています。この病気に罹ると、溶血性貧血を起こしてしまいます。ノミやダニなどの予防をして、対策をとるようにします。
ノミについては、市販のノミ取首輪等の外用薬、薬局で買える内服薬、動物病院で買える外用薬で予防する事が出来ます。また、動物病院で買える外用薬で、同時にマダニを予防する事が出来ます。ヒゼンダニ、ニキビダニ等の目に見えないダニについては、動物病院以外では予防する事が出来ません。
外部寄生虫の一部の虫については、人間に一次的に吸血したり事がありますが、人間に感染・繁殖する事はありません。
注:健康状態に異常を感じた場合は、出来るだけ早く動物病院の診察を受けましょう!
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外部寄生虫とはどんな虫の事ですか。 |


