フィラリアは、心臓に寄生する寄生虫です。蚊がイヌを吸血した際に子虫が皮下の組織に入りこみ、しばらく皮下の組織内ですごします。その後、成長した子虫は血管内に入りこみ、心臓に送られ成虫になります。心臓に寄生したフィラリアの成虫は、子虫(ミクロフィラリア)を生み、血管内に放出します。病院で検査をして発見されるのは、この時期の虫体です。全身の血管に送られたミクロフィラリアは、再度蚊に吸われて次のイヌへと移動します。
これが、フィラリアのライフサイクルで、蚊が吸血して子虫が感染して、成長後子虫を排泄するようになるまで、約8~9ヶ月かかります。フィラリアには雌雄が存在し、どちらか一方しか寄生しなかった場合、子虫を産む事は出来ません。
フィラリアが感染した場合、心臓に大量に寄生をすると三尖弁閉鎖不全、腹水の貯留などが見られます。また、ミクロフィラリアが肺の毛細血管に詰まると、肺水腫などを起こします。症状としては、咳や喉のむせなどが顕著に現れます。
フィラリアは、注射薬、内服薬で予防する事が出来ますので、蚊の発生時期には予防する事をおすすめします。
注:健康状態に異常を感じた場合は、必ず動物病院の診察を受けましょう!
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