病気

股関節に起きる病気を教えて下さい。

 股関節の異常には、代表的な疾患が3つあります。股関節形成不全、股関節脱臼、レッグ・ペルデス(レッグ・パーデス)です。
 股関節形成不全は、大型犬種に多く見られる、遺伝性の疾患として知られています。生後5~10ヶ月の若い時期に跛行の症状として現れる事が多いです。大腿骨の骨頭が、寛骨(骨盤骨の一部)にある寛骨臼というくぼみに入りこんでいます。寛骨臼がの発育が正常に行われなかった場合、くぼみが浅くなるので、大体骨頭が外れやすくなってしまったり、偏平化してしまうため、脱臼・亜脱臼を起こしてしまいます。
 股関節脱臼は、交通事故や落下等の外部圧力によって、大腿骨頭が寛骨臼からはずれてしまった状態を言います。外れるまではいかなくても、正常な位置からずれている場合は、股関節亜脱臼と呼びます。また、股関節脱臼を起こした場合、膝蓋骨脱臼(お皿の脱臼)を併発してしまう事が少なくありません。
 レッグ・ペルデス(レッグ・パーデス)は、小型犬種に多く見られます。大体骨頭の虚血性壊死もしくは、無菌性壊死とも呼ばれます。生後4~10ヶ月ごろから、跛行の症状が現れ始めます。
注:健康状態に異常を感じた場合は、必ず動物病院の診察を受けましょう!