発情・出産

避妊手術/去勢手術をしようかどうか、迷っています。

 子犬を望まない場合には、病気を予防する目的も含め、避妊・去勢手術をおすすめします。
 避妊手術(メス)のメリットは、①望まない子犬が生まれない、②子宮・卵巣・乳腺などメス特有の器官の病気やそのホルモンに影響されておこる病気が生じにくくなる、③発情によるストレスから開放される、などがあります。デメリットは、ホルモンバランスが崩れてしまうことなどにより、太りやすくなることです。手術は子宮と卵巣の両方を摘出する方法と、卵巣のみを摘出する方法があります。手術は麻酔下で行なわれるため、そのリスクも考慮しなければなりません。
 去勢手術(オス)のメリットは、①精巣・前立腺などオス特有の器官の病気やそのホルモンに影響されておこる病気が生じにくくなる、②発情によるストレスから開放される、③オス特有の行動(攻撃性、マーキング、マウンティングなど)が弱くなる、などがあります。デメリットは、避妊手術と同じです。去勢手術では精巣を摘出します。滞留睾丸(お腹のなかに精巣が残っている状態)などを除き、開腹はしません。しかし、手術は麻酔下で行なわれるため、そのリスクは考慮しなければなりません。
 手術は初回発情前に行なうと効果的です。一般的に生後半年~1年の間に行なわれることが多いようです。発情を何度も繰り返したあとでは、病気の予防効果は低くなりますので、早めに実施するほうが良いでしょう。ただし、あまり早い時期に手術をすることは、子犬の体に大きな負担をかけることになりますので、かかりつけの獣医師とよく相談して手術時期を決めましょう。

なお、メスの避妊手術を発情中に行うことは、出来る限り避けた方が良いでしょう。発情中は子宮がデリケートになっていますし、出血も多くなる傾向があります。
注:健康状態に異常を感じた場合は、必ず動物病院の診察を受けましょう!