その他

ノミの被害について教えてください。

 ノミはイヌの皮膚炎の原因の1つです。イヌに寄生するノミの種類にはイヌノミやネコノミがありますが、ほとんどはネコノミです。
 ノミの寄生はかつては夏・秋でしたが、住宅環境の変化により、室内であれば1年中生存できるようになりました。しかしながら、ノミの被害が大きくなるのは、やはり暖かい時期です。
 ノミはイヌの血を吸うだけでなく、強い掻痒感を与えます。問題なのは、ノミの唾液に対して過剰反応を示すイヌがいる点です。いわゆるノミアレルギーです。このようなイヌは、ノミに刺されるたびに過敏に反応し、顕著な皮膚反応と持続的な掻痒感を示し、過大なストレスを受けます。また、大量のノミに寄生されたイヌは、ノミの吸血によって貧血を生起こしてしまうこともあります。さらに、ノミは「瓜実条虫(犬条虫)」という寄生虫を媒介します。
 予防には、スポット(滴下)タイプや首輪タイプの薬、飲み薬や注射、シャンプーなど、様々あります。これらは動物病院で取り扱っていますが、種類によってはホームセンターなどのペットコーナーでも購入可能です。
 しかし、ペットの体についているノミを駆除しただけでは十分とは言えません。ノミは、お部屋の中にも潜んでいます。室内を清潔に保つため、しっかりと掃除機をかけたり、お部屋の換気を良くしたり、定期的に殺虫剤を散布したり、お天気の良い日にはペットが愛用している毛布などを干すようにして、ノミの住みにくい環境作りを心がけましょう。