日本語に訳すと権勢症候群のことで、飼い犬が家庭内でもっとも強い権力を持っている状態のことを言います。
簡単に言えば、犬が人の言うことを聞かず自分の思うままに行動したり、嫌うことをすると唸ったり咬んで人間を脅かす様な兆候をそう呼びます。
 運動中、前へ前へ自分の好きな方向へ歩いていってしまったりするのも、このような問題行動のひとつです。

 犬は狼と同じように群をつくって集団生活をする習性があります。群の中にはリーダーがいて群を統率しています。リーダーの権限は強大で、他の犬はこれに従います。能力のない犬はあるものに従って生活をしますが、リーダーは一般に年齢の高いもの、大きく力のあるものなどがなります。
 リーダーは仲間から尊敬され信頼される資格を持っていなければなりません。

 アルファーシンドロームとは飼い主が信頼に足りる良いリーダーになれなかったために、犬がいろいろな問題行動をおこすようになった状態と言うことができます。

 因みにギリシャ語のアルファー(α)は英語のaで、第1位のといった意味を持っています。