犬は元来トイレに排尿排便する本能がありませんし、義務感もありません。
それを室内飼いにする為に、人間が決まった場所でしてもらわないと困るから教えるだけで、犬にとっては迷惑なのです。
 トイレのしつけは大変根気のいるしつけで、つきっきりで食後、目が覚めたとき、遊んでいるとき、うろうろして排泄の場所を探し出したら、すぐにトイレに連れていき、そこでしたら大いにほめてやる事を、繰り返し続けることしかありません。この繰り返しで教えても2週間以上はかかります。
この時、他でしても叱らないことが大切で、犬は叱られた理由が理解できず、無駄な上に人の目にとまらない場所にするようになり、 マスターする気持ちはなくなってしまいます。
 飼い主や犬にも負担がかからない方法として、子犬がいる場所(サークルや部屋)の全体に古新聞を敷き詰めておき、どこにしてもいいようにしておき、それが理解できたら新聞紙を少しずつ外して行き、最後には新聞紙1枚で足りるようにしていくやり方です。
そこまで行き着いたら初めて新聞紙を敷いたトイレを用意して下さい。
尚、トイレは子犬が遊んだり生活している近くに置くことで、人の都合で遠くに置いていたのでは有効活用できません。

基本的なトイレのしつけ方

  1. 環境整備
    • 先ず前開きのケージを求めます。特大又は大型犬で間口が91~105cm、奥行きが65~70cm位の広さのものが適します。
    • 下に新聞紙を厚く敷きつめます。ベッドになる箱を入れてやります。ベッドの中には暖かい敷物を敷いてやります。
    • 一方ケージの傍にフリーサークルを用意してやります。前開きのドアのついた物でなくてもよく、中に新聞紙を厚く敷きます。
  2. しつけ方
    • 寝る時はベッドのある方へ入れ、朝子犬より早めに起き、もう一方のトイレの方のサークルへ抱いて入れます。
    • 排尿するまで待って見ていてやり、出来たら褒めて部屋で5分ほど遊んでやり、後ケージに戻します。
    • 人間が食事をした後、子犬に食事を与えて、食後15~30分後にまたサークルに入れ排便させます。
      出来たら褒めて部屋で5分位遊んでやりケージに戻します。
    • 2~3時間毎にケージからサークルに抱いて入れてやり排尿させ、排尿確認したら褒めて部屋に出し遊んでやった後ケージに戻します。 これをくり返すと新聞紙の上で排泄することを覚えます。
    • 外出するときはベッド付きのケージに入れて外出し、帰宅して汚れていたら新聞紙をとりかえます。
      部屋に出すのは排尿や排便をした後、5分位に限るようにします。
    • 上手に出来た時、ほんの少しご褒美にジャーキーなどを与えて遊んでやるとトイレで排泄すると褒めてくれたり、ご褒美を貰えたり、広いところへ出してくれて遊んでくれることを覚えてきます。