ネコ食い、たくわえないネコの胃

 

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胃は食べ物を消化するための臓器ですが、食べ物が入ると膨らむということを知っていますか?「甘いものは別腹」といいますが、これは胃自身がぷくっと膨らみ胃内にすき間を作ることで、甘いものが入ってしまうという現象です。これじゃ、ますます太ってしまいますね・・・

 

ネコの胃というのは、食べ物が入ってもそれほど大きくなりません。ネコの祖先のヤマネコは頻回捕食者(小さな獲物を1日に何回も捕らえて食べる動物)であったため、一度に食べ物を溜め込むということはしませんでした。そのため、胃は「貯蔵庫」として働くことはほとんどなかったのです。この性質は、現在のネコにもしっかりと受け継がれています。

 

イヌの祖先であるオオカミは間欠捕食者(毎日獲物を捕らえて食べない動物)です。食べられるときにたくさん食べるような食生活でした。そのため、食べれば食べるだけ大きくなっていく風船のような胃を持つ必要があったのです。さながら、野生のフードファイターといったところでしょうか。

  

ネコの胃は食べ物を蓄えるという役割がほとんどなかったため、一度に食べられる量は少ないのです。ちょっと食べただけでもお腹いっぱいになってしまいます。これが、ちょこちょこ食べに来る「ネコ食い」の原因のひとつなのです。

 

ちょこちょこ食べに来る子は、野性のなごりがあるんですね!