●ペットフードの保管状況が悪いと、カビや細菌が繁殖するなどして、犬や猫の体調不良につながることがあります。

ペットフードの取り扱い一般
ペットフードの製品特性に合わせた適切な取扱いを心がけましょう。またフードを与えるときに使用する食器や器具類の衛生面にも気をつけてください。フードの残りかすや水分は、微生物の格好の繁殖場所となります。使い終わった食器や器具類はきれいに洗い、乾燥させ、そして清潔な場所に保管しましょう。食器の後片付けや、食べ残しの片付けがすんだら、最後に石鹸で手を洗い、飼い主にとっても、ペットにとっても、衛生的な環境を保つよう心がけましょう。

ドライフードの保存
未開封のドライフードは、直射日光が当たらない温度変化の少ない場所で保存して、賞味期限内に使い切ることを心がけましょう。(保存条件が悪いと、たとえ賞味期限内でも、品質が悪くなることもあります。)
開封後は、袋の封をしっかりして、直射日光が当たらず、温度や湿度が低い場所で保存しましょう。冷蔵庫での保存は、フードを与えるときの出し入れの際に、フードの表面に結露を生じ、カビ等の発生原因となることがありますので、常温で保存しましょう。開封後は、なるべく早く使い切ることが大切です。犬または猫の大きさにあったサイズの製品を選びましょう。
ドライフードは比較的長期間保存できる利点がありますが、フードボウルに出した場合には、時間とともに香りや食感が失われます。また、犬や猫がいったん口をつけたものは、唾液などがついているため、有害な微生物が発生することもありますので、できるだけ少量ずつ出して、新しいものに取り替えましょう。

缶詰やレトルトフード、手作りフードの保管
未開封の缶詰やレトルトフードは、直射日光が当たらない温度変化の少ない場所で保存して、賞味期限内に使い切ることを心がけましょう。(保存条件が悪いと、たとえ賞味期限内でも、品質が悪くなることもあります。)
開封後に、缶詰やレトルトフード、手作りフードが余ってしまった場合は、別の容器に移しかえて冷蔵庫で保管して、出来るだけその日のうちに使い切ることを心がけましょう。1日以上保管しなければならない場合は、冷凍保存して、その都度、解凍して与える方法も良いでしょう。(なお、家庭用の冷蔵庫で冷凍保管した場合、食味等を損なう場合がありますので注意が必要です。)
また、缶詰やレトルトフード、手作りフードでは、フードボウルに出した後の酸化、腐敗、有害微生物の繁殖などといった品質の変化が、ドライフードに比べて早いため、出しっぱなしは避けましょう。給与時間は20 分程度を目安にしてください。