本当に太るの?ウェットフードのお話

sinba7.JPG『ウェットフードは太る!?』

 

そんなうわさを聞いたことはありませんか?

たしかにドライフードよりジューシーで、太りやすそうな気がします。

 

でも、本当に太るのでしょうか。そんな疑問について、栄養学的にお答えしましょう!

  

 

ウェットフードのカロリーは、一般食の猫用缶詰100g4050キロカロリー程度。当社の「ミオ缶まぐろ」は80g40キロカロリーです。これだけでは、缶のカロリーが多いのか少ないのか分かりませんよね。なので、ドライフードと比較してみましょう。

 

ドライフードのカロリーは、カリカリ100g300450キロカロリー程度。当社のビューティープロ成猫用は360キロカロリーです。

 

缶とドライフードのカロリーを比較できるように表にすると、この通り。

 

 

ウェットフード

(缶詰、レトルト)

ドライフード

100g中のカロリー
(kcalME)

40~50

300~450

 

ぜんぜん違いますね!

このように、猫用缶詰はドライフードのカロリーの6分の1以下なのです。

  

缶詰のようなウェットフードはドライフードと比べて水分含量が非常に多く、フードの約8割を水分が占めます。水分は0カロリーですので、缶詰は太りそうに見えて、実は低カロリーなんですね。

  

つまり、猫用の缶詰だけで太りやすくなるわけではなさそうです。

 

  

では、なぜこのような誤解を生んだのか。

缶詰をあげるときのことを思い出してみてください。缶詰と一緒にドライフードをあげる人が多いですよね。ここに答えが隠されています。

  

缶詰をあげるとき、ドライフードをいつもどおりの量をあげてしまうと、カロリーオーバーになります。いくらウェットフードのカロリーが低いからといって、全くカロリーがないわけではありません。低カロリーな物でも、食べ過ぎれば当然太ります。

  

たとえば12食とした場合、ビューティープロ成猫用33g(1食分)にミオ缶1缶を食事に与えると、1食に必要なカロリーの1.5倍食べてしまうことになってしまうのです!人にたとえるなら、Aランチだけで十分なカロリーなのに、バナナまで食べてしまった!という感じです。バナナ分太ってしまう。悲しい現実です。

  

つまり、ドライフードだけで1日の栄養としては十分なのに、さらに缶詰を与えてしまうから太ってしまうのです。

  

  

  

なので、缶詰を与えるときはドライフードを給与量表よりも減らしましょう。1缶あげるならば、減らすドライフードの量は100×(1缶分のカロリー)÷(ドライフードの代謝エネルギー)gです。ドライフードの代謝エネルギーはほとんどのドライフードのパッケージに「350kcal/100g」というような表記で記載されています。

  

たとえば、ビューティープロ成猫用にミオ缶を与える場合は・・・

ビューティープロ成猫用の代謝エネルギーは360kcal/100g、ミオ缶(まぐろ)1缶分のカロリーは40kcalなので、ミオドライを減らす量は以下の通り。

  

 

100 ×(40kcal)÷(360kcal/100g= 11g

 

 

  

ビューティープロ成猫用を11g減らせば、ちょうど良い量となります。

   

   

このように、ウェットフードはドライフードに比べて低カロリーで太りにくいことが分かったと思います。しかし、低カロリーなものもカロリーオーバーになるほど食べれば、太る原因となります。低カロリーだからといって、安心してはいけません。

  

猫にも人にも、適切な食生活を心がけてみてくださいね。