金魚がおしりからフンをなが~くぶら下げて泳いでいるのを見たことはありませんか?金魚を飼ったことがある人ならよく見る光景ですが、なんだか面白くて可愛らしい光景ですよね。しかし、どうして金魚は体長よりも長いフンをぶら下げているのでしょうか?

 

 実は金魚にはおしりの穴をしめる筋肉が発達していないのです。そのために外から力が加わらない限りはフンが切れません。しかも、金魚には胃が無いので食べたのはどんどん腸に送られます。つまり、食べ続けてさえいればずっとフンが出続け、それがつながったままになるのです。実際は金魚が素早く動いたり、水草に引っ掛けたり、消化管の中に餌がなくなったり、フンの重さにフンの強度が耐えられなくなることで、ある程度の長さで切れてしまいます。

 

 フンは健康のバロメーターでもあります。細かく切れ切れになっている、中に空気が混ざっている、色が透明に近い等、フンに異常があった場合は腸の調子が悪い証拠です。少しの間、餌をあげるのを控えて腸を休ませてあげましょう。

 金魚は温水性の淡水魚で、水質や温度には比較的順応性があるものの、急激な変化や強い 流れに対応するのが苦手です。
 金魚には、細長くて平たいものやお腹のふくらんだもの、尾びれの短いもの長いもの等 形がいろいろで、動きも速いもの遅いもの等があるので、それを見極めて、一つの水槽には 同じ種類のものを飼うようにします。一般的に、リュウキンやデメキンはゆっくり泳ぎ、 ワキンやコメットなどは速いスピードで泳ぐので、別の水槽で飼ってあげると良いです。
 また、大小いろいろな金魚をとり混ぜたり、鯉や熱帯魚と一緒の水槽に住まわせるのも、 餌が平均に食べられなかったり、強弱の差で弱い金魚がいじめられる可能性があるので 避けた方が良いです。
 金魚を飼うことは決して難しいことではありません。このようにちょっとした気遣いとコツを 飲みこんで大切に飼っていただけば、その寿命は10年くらいと言われています。