金魚が生きるために、水が不可欠なのは云うまでもありませんね。金魚の呼吸は、口から吸いこんだ水に含まれた酸素をエラから吸収し、炭酸ガスを吐き出すことを繰り返しているのです。
 水中の酸素は空気中に含まれた酸素が溶け込むことによって保たれるのですから、水と空気の接触面 を大きくしてやらなければなりません。また水量が少なければ、当然酸素の量 が少なくなりますから、せまいところにたくさんの金魚を買うことは無理ということになります。
 水槽用の上部ろ過器、またはエアポンプを使えば空気中の酸素を多く水中に溶け込ませることが出来ます。池や大きな容器で水が十分に入り、水面 が空気と多く接触するようになっていれば、それに応じた数や大きさの金魚を飼うことができるという訳です。


●水温について
 金魚は水温が12℃~26℃くらいの活動適温だと、餌をよく食べ、ゴキゲンで泳ぎ回りますが、8℃以下になると動きが鈍くなりますから、餌は与えない方がいいでしょう。また、26℃以上になったら、涼しくなるように工夫してください。
07.gif


●さし水のしかた

(1) ホースで水槽の下の方から1/3ぐらい糞やゴミと一緒に古い水を捨てる。

08.gif
(2) 汲みおき水かハイポを入れて中和させた水道水を元の分量まで足す。
09.gif


●水のかえかた
(1) 元の水1/2をこしながら別の容器にうつしておく。
10.gif
(2) 元の水を別容器にとり、金魚を静かにうつし、水槽、付属器具を洗う。
11.gif
(3) 石、砂、アクセサリー、をもどし、こした元の水を1/2入れ、次に新しい汲みおき水を足す。
12.gif
(4) 静かに金魚をうつす。
13.gif
※金魚はとてもきれい好きなので、月に1回(夏は2回)位の割合で水をかえて下さい。また、水槽や小石を洗う際に、セッケンは使わないで下さい。


 水中の酸素量は、水温によっても変化してきます。水温が上がると、水中の酸素量 が自然に減ってきますから、暑い日などは注意が必要です。
 金魚は酸素が不足してくると、水面に浮かんでパクパクします。このような状態を鼻上げと云いますが、このようなときには水かえやさし水をして酸素を補給してやるか、別 の水槽に金魚を分けて酸素不足を解消してあげます。
 また、水温と酸素消費量および酸素溶存量の関係は下記のグラフを参考にして下さい。

14.gif
水中の酸素が不足してくると
水面に浮かんでパクパクします。
15.gif