●エサについて

  1.  熱帯魚のエサは、人工飼料の他に生き餌、乾燥フード、冷凍フードなどがありますが、活き餌などは保存も難しく、食べ残しが腐敗したりする例が多く見られます。
  2.  その点、信用ある人工飼料は、高たんぱく質で栄養のバランスも良く、保存や給餌も簡単で大変便利なうえ、さまざまな熱帯魚の食性に合わせて、形や大きさ、浮き沈みの状態などがバラエティに富んで揃っています。
  3.  エサの与え方は、魚種や成長段階により異なりますが、基本的には1日2~3回、5分程度で食べ切る量 を目安にして下さい。与え過ぎは消化不良や水質汚濁の原因となりやすいので、気をつけて下さい。

生き餌 イトミミズ、アカムシ、ミジンコ、ブラインシュリンプ、金魚、メダカなど
乾燥フード イトミミズ、アカムシ、ミジンコ、オキアミなど
冷凍フード アカムシ、ミジンコなど
人工飼料 フィッシュフード 「チャーミー」ラインナップを参照


日常の管理

●主なチェックポイント
熱帯魚が健康で快適に生活できるよう、常に次のことに気をつけて下さい。

水温 適水温(24~28℃)を保っているか。
魚の状態 元気、食欲、健康状態、泳ぎ方の異常はないか。
器具の状態 エアーレーションやヒーターなどが正常に働いているか。
水草の状態 枯れていないか。根が浮いていないか。
水の状態 白濁してないか。臭いがないか。緑色になっていないか。ゴミやフードの残りがないか。pH(*)は適性か。

※pH(ペーハー)とは、水の酸性、アルカリ性を示す単位 で、pH7は中性、それ以下は酸性、それ以上はアルカリ性を示します。ほとんどの熱帯魚はpH7の中性の水が適していますが、弱酸性、弱アルカリ性の水を好む魚もいます。


●水かえ
 ろ過装置が正常に働き、水槽内のバランスが良ければ、それほど水かえは必要ありません。2~3週間に1度、1/3程の部分的な水かえで充分です。水かえ用ポンプで水を汲み出し、塩素を抜いて水温調節した新しい水を入れます。全体的な水かえは、魚を他の水槽に移してから行いますが、急激な水質の変化は魚にとって良くないので、できるだけ部分的な水かえにしましょう。また、水質に敏感な魚は水質チェックが必要です。


●水槽の掃除
 汚れがひどくなったら水槽の掃除をして下さい。魚を他の水槽に移し、水を抜き、水槽やフィルター、砂、水草などをよく洗い、元通 りにセッティングし、水を注入したら魚を戻します。なお、洗うときはセッケンは使わないで下さい。


●水の補充
 水槽の水はよく蒸発しますので、減った分は補充するようにします。


●コケとり
 光線の具合により、水槽の壁面などにコケがよく発生しますので、コケ落としで取り除いて下さい。スカベンジャー(掃除屋)といわれる魚(オトシンクルスなど)を入れるのも良い方法です。


●主な病気
 もしも魚に次のような異常がみられたら、早めに治療を行ってください。

病名 症状 治療法
白点病 ヒレや体の表面に白い斑点ができる。 水温を高くする(30℃くらい)。
薬浴をする。(メチレンブルー、グリーンF)
水カビ病 体の表面に綿がついたように白くなる。 薬浴をする(グリーンF)。
尾ぐされ病 尾ビレが溶けたようになる。 薬浴をする(グリーンFゴールド)。
寄生虫症 チョウ(ウオジラミ)やイカリムシが寄生する。 少ない時はピンセットで取り除く。多いときは薬浴する(リフィッシュ)。