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肥満のサイン、どこで見分ける?

最近では、室内飼育による運動不足やおやつの充実など、栄養過多になりやすい環境が渦巻いており、肥満の猫が増えてきていると言われています。肥満になると、高血糖、高脂血症、高血圧などを引き起こしやすくなり、長期間放置すると、心臓病や腎臓病など重篤な病気にかかる可能性が高まります。このような重篤な病気のリスクから愛猫を守るには、言葉を使えない愛猫からのサインを、飼い主さんがいち早くキャッチしてあげる事が重要になってきます。

体重を測ったけど、これって適正なの?

愛猫の太り具合をご家庭で飼い主さんだけで判断するのは簡単ではありません。また、肥満度の指標として信頼性が高いとされる体脂肪率は、今現在、手軽に測る事はできません。

そこでご家庭でも簡単に愛猫の太り具合をチェックできる方法をご紹介致します。

・ まず愛猫の胸に手を当てて肋骨に触れてみる。

・ 次に腰のくびれ具合を見てみる。

長毛種など毛が邪魔して見えない場合は、腰周りの毛を押さえながら確認してみましょう。

肥満リスクが高まるサイン

  • 1歳の時より体重が重い。
  • 人が食べるものをよくあげている。
  • 毎日の食事量は適当に決めている。
  • 歩くことや段差の上り下りを嫌がるようになった。
  • 避妊・去勢手術をした。
  • 体重を定期的に測っていない。
  • 「コロッとなった」「大きくなった」「太った」などと言われたことがある。
判断が付かずに不安な時は早急に動物病院で診てもらいましょう。愛猫から発せられる危険信号をいち早くキャッチし、肥満による病気のリスクから愛猫を守ってあげましょう。

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