おしりの病気
おしりを気にしている
肛門嚢炎(こうもんのうえん)
感染症や肛門腺の開口部が汚物で詰まってしまうことにより肛門嚢の中で炎症が起こってしまう病気で、お尻をかゆがり地面にこすりつける動作がよくみられます。放置すると痛がって元気がなくなることもあり、ついには分泌液が貯留して肛門嚢が破裂し肛門周囲の皮膚に穴が空くケースも珍しくありません。
肛門嚢炎は再発しやすいため、肛門嚢を絞って溜まっている分泌物を出してあげることで予防することができます。通常の猫は排便と一緒に分泌物を排出しているので頻繁に絞る必要はありません。