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シャンプー、ブラッシングのコツを伝授!

ブラッシングを嫌がって、上手にできない!

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犬が嫌がっているのに無理に続けると、ブラッシングに嫌なイメージを持ってしまいます。

まずは身体をなでることから慣らしてあげましょう。

ブラシを用いる際のコツは、地肌にあてないこと!ついつい力が入りすぎて、皮膚が真っ赤になるほど引っ掻いていることもあるので注意しましょう。

犬が嫌がっているのは、実は痛くて逃げていることが非常に多いのです。

ブラシに拒否反応を示す場合、短毛種であれば濡れた手でなでるだけでも多少効果があります。

特に長毛種の場合は注意が必要です。

毛玉が全身に広がりフェルト状に固まるとブラッシングではなくバリカンが必要となります。

バリカンの音や振動を嫌がって攻撃的になり、動物病院で麻酔をかけて処置しなくてはならない・・・ということもありますので、そうなる前に日頃からこまめにブラッシングをする習慣をつけてあげましょう。

シャンプーを行う上での注意点

  • シャンプーは毎日行うと犬の皮膚を乾燥させ、傷つけてしまう恐れも。1ヵ月に1~2回が目安です。からだが冷えすぎるのを防ぐため、部屋を十分に暖めておくか、なるべく暖かい日に行いましょう。
  • 高齢犬や体調が悪い場合は特に注意が必要です。ただし、皮膚病の治療のためのシャンプー(薬浴)は毎日必要な場合もありますので、獣医さんの指示にしたがって行いましょう。
  • シャンプーは必ず犬用のものを使いましょう。ヒトと犬では皮膚の性質(pH)が異なるので、ヒト用のもので代用すると皮膚病の原因となってしまうこともあります。
  • 浴室内でシャンプーする時は、しっかりと換気をしましょう。夢中になっているうちに、ペットがぐったりとして熱中症となることも!

シャンプーの手順

①ブラッシング

シャンプー前にブラッシングをして、毛のからまり・もつれをほぐします。

②からだを濡らす。

いきなり顔周りを濡らすと嫌がることが多いので、後ろ足やおしりの方から徐々に慣らしていきましょう。
犬の皮膚はヒトよりも薄く弱い為、お湯の温度にも気をつけましょう。適温はヒトがちょっとぬるいかな、と感じる37℃くらいです。(かゆみのある皮膚病などでは、25℃くらいの低めの水温がよい場合もあります。獣医さんに相談しましょう。)

③シャンプーをつける。

適量のシャンプーをぬるま湯で薄め、手で泡立てながら背中~おしり辺りから洗いましょう。あまり力は入れずに地肌をマッサージするようにしましょう。

④すすぐ。

水が目や耳になるべくかからないように注意しながら、シャンプーが残らないようしっかりとすすぎましょう。
十分にすすいだら、身ぶるいをさせて水分を飛ばしましょう。耳の穴に軽く息を吹きかけると、身ぶるいしてくれます。

⑤乾かす。

*タオルでふく。
シャンプーが終わったら、暖かい部屋でしっかりと乾かしてあげましょう。

*ドライヤー
温風の場合は、30cmほど離して風をあてましょう。犬の皮膚は弱いので、一カ所に長い時間温風を当てると、ヤケドすることもあります。

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