目の病気
目やにが出る
角膜炎・角膜潰瘍(かくまくえん・かくまくかいよう)
角膜炎とは目の表面である角膜が炎症を起こしている状態で、進行すると角膜の一部がなくなり角膜潰瘍となります。
細菌・ウイルス感染、免疫介在性、外傷などが原因となります。
目に痛みを感じて涙の量が増え、目やにが多くみられます。
また、角膜に血管ができる(角膜パンヌス)が起こることもあります。
乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)【ドライアイ】
眼球の表面を潤して保護してくれる涙の量が少なくなり、角膜と結膜(白目の部分)が炎症を起こしている状態です。
涙を分泌する涙腺が生まれつきない場合や、免疫介在性、神経疾患、ウイルス感染などにより発症します。
目やにが多量になり、眼球に付着していることもあります。
目が白い
白内障(はくないしょう)
目のレンズである水晶体が白く濁っている状態です。
先天性(遺伝性)と後天性(老齢性、糖尿病性、外傷性など)の様々な原因により発症します。水晶体の濁りによって物が見えづらくなるので、壁や物などにぶつかりやすくなります。
目が大きい
緑内障(りょくないしょう)
房水(眼球内を満たす液体)がうまく排出されずに異常に貯留することで、眼圧が高くなり視神経が圧迫される状態です。
目が大きく飛び出したように見えることもあります。
目に激痛をともなうため、目の周辺を触られるのを嫌がります。
放置すると失明しますので、早急な治療が必要です。