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犬の基礎知識

おしりの病気

おしりを気にしている

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肛門嚢炎(こうもんのうえん)

感染症や肛門腺の開口部が汚物で詰まってしまうことにより肛門嚢の中で炎症が起こってしまう病気で、お尻をかゆがり地面にこすりつける動作がよくみられます。

放置すると痛がって元気がなくなることもあり、ついには分泌物が貯留して肛門嚢が破裂し肛門周囲の皮膚に穴が空くケースも珍しくありません。

肛門周囲腺腫(こうもんしゅういせんしゅ)

肛門周囲に散在する肛門周囲腺(脂腺が変形したもの)腫瘍化する病気で、外見上しこりとして比較的簡単に見つけることができます。

オスの場合のほとんどは良性、メスの場合のほとんど見られませんが、悪性であると言われています。

良性、悪性に関わらず破裂し、出血、炎症、化膿を引き起こし、排便しにくくなる可能性があります。

男性ホルモンが大きく関与しているため、去勢手術をしていない歳をとったオス犬は要注意です。

会陰ヘルニア(えいんへるにあ)

会陰部を囲む筋肉が薄くゆるくなってしまうことにより隙間ができ、その隙間から脂肪や臓器がお尻の筋肉の外側に脱出してしまう病気です。

主に5~6歳以上の去勢手術を受けていないオス犬に多く発生する病気で、遺伝性および男性ホルモンが原因であると言われています。

排便が困難になり少量の軟便しか出せないしぶりがよくみられます。

膀胱が脱出してしまった場合、尿道が曲がってしまい、尿が出なくなることもあります。

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