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犬の基礎知識

ミルクの作り方

ビタワンマミール 子犬のミルク編

生後20日前後までの元気な子犬を育てるミルクの作り方と与え方

◆用意する物

 

ビタワン マミール 子犬のミルク

母乳に近づけた栄養バランスで、成長に必要な栄養分をバランスよく配合した調整乳。食の細い成犬や、シニア犬の栄養補給、離乳後の幼犬、妊娠・授乳期の母犬にも使用できます。脱酸素剤入り。

画像:ビタワン 子犬用哺乳器
ビタワン 子犬用哺乳器

使いやすい子犬専用の哺乳器。煮沸消毒が可能で安心なポリプロピレン製。

◆動画で見るミルクの作り方・与え方

◆作り方

清潔なビタワン 子犬用哺乳器に、目盛りを目安にして沸騰後70℃前後に調整したお湯を注ぎます。

*お湯を先に入れることで、ミルクが溶けやすくなります。

添付のスプーンで1回の給与量分の粉ミルクを入れ、中ぶたとキャップを閉めます。

均一に溶けるまで上下によく振って溶かします。

*お湯を使用しますので、やけどをしないように十分注意して下さい。

*ミルクは作り置きが出来ないので、その都度作るようにし、余った場合でも使用しないで下さい。

ご注意

ミルクの缶に表示されている給与量表示は、1頭あたりの1回分の給与量の目安です。愛犬の成長に合わせて、1日の給与回数分お与え下さい。

◆与え方

「作り方」の方法でしっかりと溶かしたミルクを、人肌よりも少し温かめ(40℃前後)まで冷まして下さい。
*ミルクの温度が低すぎると体温が低下してしまい、下痢や体調不良の原因になり、逆に、熱すぎるとやけどの原因になりますのでご注意下さい。
哺乳器は、あらかじめ乳首の先端にハサミで十字型に切れ目を入れて下さい。
切り過ぎるとミルクが出過ぎてしまいますので、はじめは小さく切れ目を入れ、子犬がうまく飲めるよう犬種や子犬の成長に応じて少しずつ切れ目を広げて調節して下さい。
哺乳器のキャップを外して中ぶたを取り除き、切れ目を入れた乳首に付け替えて下さい。
子犬を仰向けにして飲ませたり、無理に飲ませたりすると気管に入る恐れがあります。子犬を腹ばいにし、首を少し持ち上げるように、やや斜め上から乳首を口にあてがい、ゆっくりと飲ませて下さい。
*子犬は生後21日令頃から乳歯が生えてきますので、哺乳器の乳首を噛み切って飲み込んでしまう恐れがあります。溶かしたミルクを食器に入れて飲ませるか、子犬用ドライフードをふやかした離乳食などに混ぜてお与え下さい。
離乳食には、「ビタワン 子犬の離乳食」がおすすめです。

関連ページ:ビタワン 子犬の離乳食 はこちら

◆食事量について

1頭あたりの1回分の給与量です。下記の量を1日の給与回数分お与え下さい。粉ミルク量は添付のスプーンを使用した場合の杯数です。

日令 標準体重 湯量 ミルク 1日の授乳回数
超小型犬 3kg以下 (出生時体重:120g以下)
1~5日 133g 10ml 1杯(2g) 8回
6~10日 173g 10ml 1杯(2g) 6回
11~15日 250g 10ml 1杯(2g) 6回
16~20日 335g 20ml 2杯(4g) 4回
21~25日 415g 30ml 3杯(6g) 4回
26~30日 500g 30ml 3杯(6g) 4回
小型犬 3~5kg (出生時体重:200g)
1~5日 214g 10ml 1杯(2g) 8回
6~10日 277g 10ml 1杯(2g) 6回
11~15日 400g 20ml 2杯(4g) 6回
16~20日 535g 30ml 3杯(6g) 4回
21~25日 664g 40ml 4杯(8g) 4回
26~30日 800g 50ml 5杯(10g) 4回
小型犬 5~10kg (出生時体重:250g)
1~5日 307g 10ml 1杯(2g) 8回
6~10日 416g 20ml 2杯(4g) 6回
11~15日 600g 30ml 3杯(6g) 6回
16~20日 803g 50ml 5杯(10g) 4回
21~25日 996g 60ml 6杯(12g) 4回
26~30日 1200g 70ml 7杯(14g) 4回
中型犬 10~20kg (出生時体重:300g)
1~5日 440g 20ml 2杯(4g) 8回
6~10日 624g 30ml 3杯(6g) 6回
11~15日 900g 40ml 4杯(8g) 6回
16~20日 1205g 70ml 7杯(14g) 4回
21~25日 1494g 90ml 9杯(18g) 4回
26~30日 1800g 110ml 11杯(22g) 4回
大型犬 20~40kg (出生時体重:400g)
1~5日 645g 20ml 2杯(4g) 8回
6~10日 936g 40ml 4杯(8g) 6回
11~15日 1350g 60ml 6杯(12g) 6回
16~20日 1807g 110ml 11杯(22g) 4回
21~25日 2241g 130ml 13杯(26g) 4回
26~30日 2700g 160ml 16杯(32g) 4回
超大型犬 40kg以上 (出生時体重:600g)
1~5日 879g 30ml 3杯(6g) 8回
6~10日 1248g 50ml 5杯(10g) 6回
11~15日 1800g 70ml 7杯(14g) 6回
16~20日 2409g 140ml 14杯(28g) 4回
21~25日 2988g 170ml 17杯(34g) 4回
26~30日 3600g 210ml 21杯(42g) 4回

※上記の給与量は目安です。犬の状態に合わせて、飲みたいだけ飲ませてあげて下さい。

◆成犬への与え方

  • 成犬の水分補給に
  • 産前産後の母犬やシニア犬の栄養補給に
  • いつものフードにふりかけて

<作り方>

※添付のスプーンで計量したミルクを適量の温湯で溶いてください。

※愛犬の状態に合わせて、与える量や回数を調節してください。

  • 一度にたくさん与えすぎると便がゆるくなることがあります。

離乳後の幼犬、成犬に与える場合は、1日に必要なカロリーの20%以内を目安として適度な濃度に溶解して飲用させるか、そのまま食事に振りかけて与えてください。

  • 一般的なフードよりもカロリーが高めですので、カロリーオーバーにならないよう、フードの量を調節してください。お好みの濃度に薄めて与えてもよいでしょう。

※粉の状態で、添付のスプーン1杯(2g)当たりの代謝エネルギーは11kcalです。

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