おいしさと栄養を考えるResearch pet food

日本で最も歴史ある研究所

1987年に神奈川県横浜市保土ヶ谷に設立されたのが始まりでした。

1999年に静岡工場内に移設され、よりペットフードについて深く研究しやすい環境となりました。 2010年に今の「ヘルシーフードサイエンス研究所」と改称し、“ペットの健康と長寿を追求すること”を使命としてペットフードの研究に力を注いでまいりました。

2011年から2018年までペット栄養学の知見収集のためイリノイ大学へ短期海外留学制度を導入し、さらなるグローバル化に向けて取り組みを強化しています。

専属の獣医師による飼養管理体制

弊社の飼育管理に対する基本理念は「一般家庭に近い環境で生活する」というもの。一般家庭でいかに食べてくれるフードを作るかに視点を置き、ストレスのない温かみのある環境を心がけています。

また社員でもある獣医師による日々の健康チェックと飼育スタッフによる日々の行動観察により、いつまでも健康に暮らせる環境作りに取り組んでいます。

日本で暮らすペットのために

人々の生活が変化するのと同様に、ペットの飼育環境も時代と共に変化してきました。ごはんの残り物がペットのごはんになっていた時代から始まり、現在では多種多様なペットフードが流通しています。

我々は常に日本の飼育環境にふさわしいフードは何かを考え、その変化に合わせたレシピを考案し、「ペットの健康と長寿」を支えるためのペットフード作りに取り組んでいます。

進化するペットフード

日々、ペットフードの開発が進む中、ペットの寿命も延びてきました。日本初の国産ドッグフード「ビタワン」ももちろん進化しております。

ペットフードは、味、食感、製造技術だけでなく、健康な生活を送るための特定の栄養成分の活用やQOLを高めるための様々な取り組みなど日々進化し続けています。

さらにお客様の嗜好へのこだわりやペットの栄養に対する意識の高まりに加え、ペットの健康や幸福に対する意識も一段と高まってきています。

そういった市場のニーズの変化にあわせ、ペットフードの食べやすさと消化性に配慮した粒サイズ設計、各種年齢に対応した栄養設計、健康を意識した配合設計、おいしさを追求した具材ブレンド設計、栄養価が損なわれにくく素材の良さを引き出すフリーズドライ(凍結乾燥)技術の導入など常に進化させています。

ドッグフード、キャットフード、小動物フードまで幅広く研究

犬、猫だけでなく、うさぎやハムスターなどの小動物の飼育を通して栄養学並びに食性や嗜好などの動物行動学、臨床獣医学的研究やペットフードの安全性等に関する研究を積み重ねてきました。

さらにテストプラントでの製造技術や物性の研究、品質管理、品質評価、技術情報の収集を行いながら日本で暮らすペットの食事について、科学的かつ実践的に日々研究しています。

開発秘話

1997年に様々な素材をドライフードに混ぜ合わせた業界初の異種素材ミックスフード「コンボ」が誕生して約四半世紀。ペットと人の関係性が年々深まっていくなか、大切な愛犬が毎日食べるものだから、添加物をできるだけ減らし、よりおいしく食べてほしいという原点回帰に近い想いで開発を進め2020年に「コンボピュア」を発売しました。

粒の嗜好性を高めたオリジナルピュア製法、さらに自然素材のおいしさがそのままキープできるフリーズドライ製法のトッピングを採用。環境にもピュアに応えたいという想いで包装資材にもこだわっています。現在は愛犬用だけでなく愛猫用、さらにはウェットフードやおやつと、ピュアな想いは受け継がれています。

おいしさの秘訣

ペットフードは年々おいしく改良され続けており、今よりもさらにおいしくすることに苦心していましたが日本で暮らすペットの生活環境と嗜好性はリンクしていると仮説の元、試作・試食を繰り返し、辿り着いたのが日本の食文化を応用したおいしさでした。

今も日本ペットフード製品の唯一無二のおいしさの秘訣として受け継がれており、これからも日本中のペットを夢中にさせていきます。