小動物の基礎知識Basic knowledge

うさぎの飼い方
一般的にうさぎはうさぎ目に分類される小型獣で、全身が柔らかい体毛でおおわれています。

食性は、完全草食性ですので、主食には牧草や専用フード(ペレット)などを与えましょう。

うさぎは寒さには強いですが、暑さには弱い生き物です。快適に過ごせる室温20℃~28℃、湿度40~60%の範囲に調整してあげましょう。室内飼育では、直接日が当たる場所は避け、エアコンの風が直接あたらない静かな場所を選んであげましょう。くわえて、うさぎは歯が丈夫なのでケーブルなどかじられない様気をつけましょう。

また、うさぎは縄張り意識が強いのでケージ内で落ち着ける環境を整えましょう。
うさぎの豆知識
寿命は?

平均的な寿命は8~10年です。近年ではフードや飼育環境などが変化してきているため10歳を超えるうさぎもたくさんいます。

うさぎの行動時間は?

薄明薄暮性と言われており、朝明るくなる前と夕方暗くなる頃に一番元気に行動します。 スキンシップには最適な時間帯です。

歯が伸び続ける?

うさぎの歯は一生伸び続けるので伸びすぎない様に注意しましょう。 専用フード(ペレット)や牧草などすりつぶし運動が出来るものを与えましょう。

牧草の種類?

うさぎに与える牧草としてはイネ科(チモシー、オーツヘイ)とマメ科(アルファルファ、クローバー)の2種類があり、イネ科は繊維質が豊富で低カロリー、マメ科はたんぱく質やカルシウムが多い高カロリーな牧草です。

糞を食べる?

ブドウの房状の糞を食べることがあります。栄養を取り込むための正常な行為です。 ブドウの房状の糞にはアミノ酸やビタミンB群が豊富に含まれ、栄養の再吸収のためです。健康を維持する為に大切な行為です。「盲腸便」と呼ばれます。

スタンピング?

危険を感じたり、お腹がすいたり、怒っている時に意志表現として後ろ足で地面をたたく行動をします。

ケージの外で遊ばせる

ケージの外に出て遊ぶことはうさぎの運動不足とストレス解消、飼い主さんとの関係を深めるのに最適です。

うさぎの種類
小さい種類
体長18~22cm前後、体重0.8~2kg前後
ネザーランドドワーフ

性格は活発で好奇心旺盛、丸い頭と小さめの立ち耳。豊富なカラーバリエーションも魅力の一つ。ドワーフは「小さな」という意味で、純血種の中ではいちばん体の小さなうさぎです。

ジャージーウーリー

性格は大人しめで長い毛が特徴。ネザーランドドワーフとフレンチアンゴラを掛け合わせてできた品種。立ち耳。

ホーランドロップ

性格はおっとり大人しめ、たれ耳が特徴。豊富なカラーバリエーションが豊富。短毛。 頭頂部に「クラウン」と呼ばれる長めの毛が生えている。

ミニレッキス

短く柔らかな短毛が特徴。小型のレッキスと普通のレッキスを掛け合わせてできた品種。