小動物の基礎知識Basic knowledge

モルモットの飼い方
テンジクネズミ属の一種であり、南米に生息していたテンジクネズミが家畜化されたものと言われています。
しかしながら、もともとは高地の乾いた土地に暮らしていたため、高温多湿の環境は苦手なので、快適に過ごせる温度管理(17℃~25℃)に注意しましょう。また、直射日光の当らない風通しの良い、静かな室内で飼育してあげましょう。
性格は、非常に温和で鳴き声が大きくない、愛玩動物として人気があります。

普段は鳴き声はほとんどありませんが、鳴くと「キィーキィー」と大きな声で鳴きます。
注意しないといけない事としては、モルモットは他の草食動物とは違い、体内でビタミンCを作ることが出来ない為、モルモット専用のフードを与える様にしましょう。
モルモットの豆知識
寿命は?

平均的な寿命は4~7年です。

モルモットの行動時間は?

本来は夜行性ですが、飼われている環境に合わせる事が出来るそうです。

視力は?

正面に対しての認識が不得意なので、転んだり、ぶつかったりします。

歯が伸び続ける?

モルモットの歯は一生伸び続けるので伸びすぎない様に注意しましょう。
モルモット専用フード(ペレット)や牧草などすりつぶし運動が出来るものを与えましょう。

うんこを食べる?

アミノ酸などの栄養分を摂取する為に食糞します。

ケージの外で遊ばせる

モルモットは臆病な性格でストレスを感じやすい動物です。

ストレスの原因は運動不足があげられます。ストレス解消にはゲージの外へ出して運動させてあげるだけで問題ありません。

モルモットの種類
イングリッシュモルモット

丸みのある体と短毛が特徴の最もポピュラーなモルモット。毛質はノーマルとサテン(柔らかく艶がある)の2種類でカラーバリエーションは豊富。

クレステッドモルモット

体は短毛だが、頭頂部にロゼットと呼ばれるつむじが特徴。カラーバリエーションが豊富なヨーロッパ系とロゼット部分が白いアメリカ系の2種類。

アビシニアンモルモット

全身にロゼット(巻毛)があり、イングリッシュよりもやや長い毛(4~5cm)が特徴。巻き毛モルモットとも呼ばれる。毛質はノーマルとサテンの2種類でカラーバリエーションは豊富。

シェルティモルモット

絹のような毛質のロングヘアーが特徴。(特に頭部・背中の毛が長く伸びる)カラーバリエーションは白・黒・茶があります。

テッセルモルモット

やわらかな毛質の長い縮れ毛が特徴。カラーバリエーションは白・黒・茶があります。

スキニーギニアピッグモルモット

無毛種のモルモットで鼻先と脚にわずかに縮毛があるタイプと全身が無毛なタイプがある。皮膚色には肌色・ネズミ色・黒があります。