小動物の基礎知識Basic knowledge

ハリネズミの飼い方
ハリネズミはハリネズミ目ハリネズミ科の動物で、夜行性の動物です。
ヨツユビハリネズミは、国内で最も一般的に飼育されている品種です。

食性は肉食性で、主に昆虫由来のタンパク質を主食とします。
昆虫を与えるときには生きた状態で与えることが推奨されています。
ミミズ、カタツムリ、ナメクジのほか、甲虫類、芋虫なども摂食します。

ハリネズミは熱の放散が苦手で、暑さにストレスを感じやすい動物です。
理想的な温度は26℃前後 で、季節に応じて冷房やヒーター、サーモスタットを使って温度管理をしましょう。
基本的に冬眠はしませんが、気温が17℃以下になると休眠してしまうため、適温に保つことが大切です。

飼育ケージには床敷きを厚く敷きましょう。
餌容器や給水器は重い陶器製のものを用意してあげると、活発な探索行動の中でも中身をこぼしにくくなります。
また、キルトやフリースなど布製の寝袋を用意して隠れる場所を作ることでリラックスできる環境が整います。


ハリネズミの豆知識
寿命は?

飼育下での平均的な寿命は2~5年 です。

ハリネズミの行動時間は?

夜行性で、多くの時間を獲物を探すことに費やします。

まるくなる?

前背部の皮膚と後背部の筋肉が収縮し、巾着袋のように丸くなります。
針の生えていない部分を包み込むことで、外敵から身を守りやすくなります。
また、背中のとげを前頭部に集中させ、体当たりする攻撃行動をとることもできます。

油を体に塗り付ける?

馴染みのない物に遭遇したり、強い香りをかいだ時の匂いなどにより、刺激物質を含んだ泡状の唾液を口の中に満たし分泌し、それを針に塗り付けるアンティングという行動が見られます。
この行動の理由はわかっていませんが、毒を塗り付ける行動だと考えられています。

冬眠する?

悪条件下(18℃以下)では冬眠や夏眠をすることがあります。

社会性

ヨツユビハリネズミは夜行性で単独生活を送ります。
なわばりの面積は200~300㎡といわれています。
基本的に臆病な性格ですが、慣れた場所では活動的になります。
複数飼育する場合は相性をよく考慮しましょう。

ハリネズミの種類
ヨツユビハリネズミ

大きさは体長17~24㎝、体重250~700g程度です。
小柄であることから、ピグミーヘッジホッグと呼ばれることがあります。
体温は35.1~37.2℃で、ほかの動物よりも低い特徴があります。

指が4本しかないことから、他のハリネズミとは区別されています。
基本的に冬眠をする動物ですが、温暖な地域では冬眠しないこともあります。
現在、日本で最も広く飼育されています。
アルジェリアハリネズミとの交雑種とも言われています。
豊富な針の色のバリエーションがみられ、ノーマル、プラチナ、アルビノ、シナモン、チャコール、チョコレート、パイドなどの種類があります。